教員情報詳細

英語版はこちら >

2024年04月29日 現在

顔写真

西村 慎一 
(ニシムラ シンイチ)
NISHIMURA SHINICHI
教授
所属 大学院統合生命科学研究科
領域 生物資源・食品科学《農学・生物学》
学位 東京大学 修士(農学)
東京大学 博士(農学)
専門 農学 / 農芸化学 / 生物有機化学
研究キーワード 天然物化学、ケミカルバイオロジー、微生物学
コメント 微生物や海洋動物、植物からは様々な化学構造を有する生物活性化合物(天然物)が報告されてきました.天然物の化学構造は合成化合物とは異なる化学的なプロパティを有しており、時として思いがけない生物活性を示します.そしていくつかの天然物は医薬品や農薬として活用され、あるいは生命現象を解き明かすツールとして利用されています.
 人類はこのような天然物を十分に活用してきたでしょうか?答えはNoだと私たちは考えています.これまでに50万を超える化合物が報告されているそうですが、その一部しか活用されていません.その大きな原因の一つは、化合物の生物活性が不明であることにあります.一方でユニークな生物活性を示す化合物は何のために産生されているのでしょうか?ほとんどの場合にそれらの生理活性は不明です.アオカビからペニシリンが発見されて一世紀が経とうとしていますが天然物化学の分野には多くの未解明現象が残されているのです。
 私たちはこのような課題や疑問に答えるべく、ユニークな生命現象に着目して微生物や海洋生物から生物活性化合物を探索し、生物活性と生理活性の発現メカニズムの解明研究を進めています.
研究者総覧 研究者総覧のページはこちら
過去のメディア掲載
出演情報
ジャンル バイオテクノロジー
SDGsの目標 3 すべての人に健康と福祉を 9 産業と技術革新の基盤をつくろう 14 海の豊かさを守ろう 15 陸の豊かさも守ろう
教育プログラム 【学士課程】 生物生産学部 : 生物生産学科 : 食品科学プログラム
【博士課程前期】 統合生命科学研究科 : 統合生命科学専攻 : 食品生命科学プログラム
【博士課程後期】 統合生命科学研究科 : 統合生命科学専攻 : 食品生命科学プログラム
本学への取材について
本学への取材については、以下の連絡先までご相談ください。

広島大学広報グループ
E-mail : koho[at]office.hiroshima-u.ac.jp
([at]は@に置き換えてください)
TEL:082-424-3701, 3749 / FAX:082-424-6040
〒739-8511 東広島市鏡山1-3-2

取材申込フォーム