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2025年08月18日 現在

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大西 勇 
(オオニシ イサム)
Ohnishi Isamu
准教授
所属 大学院統合生命科学研究科
領域 解析
学位 東京大学 博士(数理科学)
東京大学 理学修士
専門 数物系科学 / 物理学 / 数理物理・物性基礎
数物系科学 / 数学 / 数学基礎・応用数学
数物系科学 / 数学 / 数学解析
研究キーワード 古典物性、および、量子物性と関連した数理物理学 / 応用数学(制御理論) / 応用力学系(特に、量子、または、古典物性の時間発展ダイナミクスや制御理論のバックグラウンドとしての応用力学系)
コメント タイトル:制御工学と数理科学の交差点で数理物理学を!

内容:これまでの研究・教育の総仕上げ的に、「制御工学と数理科学の交差
点で数理物理学を!」というキャッチフレーズ

の下、数理物理学、制御理論の枠組みの下、その底流にある応用的な力学系
を用いて、研究をしています。もう少し具体的には、アクチュエータにヒス
テリシス構造をもつような決定論的な非線形制御理論の構築、展開、発展に
力を注いでいる。さらには、このような非線形性やそれから出てくる特徴的
なオブジェクトが含まれるようなダイナミクスを閉ループ系に持つような
MBPC (モデル予測制御、Model Based Predictive Control)のにも多大に興味
を持っている。学生たちには、微積分、線形代数の基礎知識に加えて、複素
関数論の初歩、ラプラス変換、凸解析や変分法の初歩、微分方程式や分岐理
論の初歩、といった2年生くらいまでに数理科学系の学科、特に、工学部の
制御工学科や数理工学科などで学ぶ様々な知恵が役立つ制御理論は、古典的
なものから最先端理論まで非常に面白い対象であると思う。また、最近は、
産学協働にも携わっていく志である。その中では、”人工光合成”や”CO2の還
元”、”水素吸着合金”などのスイッチング機能が重要な問題に対して、量子力
学的多体問題として定式化して、数理物理学的な理論研究を行っている。こ
のような境界領域の複合的な研究、教育にチャレンジしたい!意欲ある学生
のチャレンジをも望む。
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出演情報
ジャンル
SDGsの目標
教育プログラム 【学士課程】 理学部 : 数学科 : 数学プログラム
【博士課程前期】 統合生命科学研究科 : 統合生命科学専攻 : 数理生命科学プログラム
【博士課程後期】 統合生命科学研究科 : 統合生命科学専攻 : 数理生命科学プログラム
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広島大学広報グループ
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TEL:082-424-3701, 3749 / FAX:082-424-6040
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