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教員情報詳細
2025年04月28日 現在
- 橋本 洋佑
(ハシモト ヨウスケ)
HASHIMOTO YOSUKE
所属 | 広島大学 |
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領域 | 生命医療科学 |
学位 |
徳島大学 修士(薬科学) 大阪大学 博士(薬科学) |
専門 | |
研究キーワード | Blood-brain barrier / Tight junction / Claudin-5 / Monoclonal antibody |
コメント |
2017年に大阪大学で博士号(薬科学)取得。Trinity College DublinのMatthew Campbell教授の下で5年間ポスドクとしてトレーニングを積んだ後に、2024年7月から内田康雄教授の下で助教に着任。 研究対象は、血液脳関門に高発現する遺伝子である<i>CLDN5</i>とその遺伝子産物であるclaudin-5タンパク質。 Claudin-5の発現や機能は、てんかん、精神疾患、認知機能障害の発症時期・頻度・慢性度と深い繋がりがある。 これまでに、世界初のclaudin-5の細胞外領域に対する抗体の取得を行ったり、世界で初めて発見されたclaudin-5のミスセンス変異体の機能解析を行ったりしてきた。発見したclaudin-5変異体は、claudin-5本来のイオンの透過を防ぐというバリア機能を変質させ、アニオンのみが透過しやすいバリアを形成する。変異体保有者は、この機能変異よって生じたアニオンが透過しやすい血液脳関門によって、片麻痺やてんかん、脳底部位の石灰化などの症状に苦しんでいると考えられる。 現在はclaudin-5の発現や機能をコントロールする薬物の創製を目指している。 |
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過去のメディア掲載 出演情報 |
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ジャンル | |
SDGsの目標 | |
教育プログラム |
【博士課程前期】 医系科学研究科 : 総合健康科学専攻 : 薬科学プログラム 【博士課程後期】 医系科学研究科 : 総合健康科学専攻 : 薬科学プログラム 【博士課程】 医系科学研究科 : 医歯薬学専攻 : 薬学専門プログラム |
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